こちらのエントリーで、現代に生きる我々は日々集中することが難しくなっていることについて触れました
最近読んだこちらの本にも同様のことが書かれていて、納得感が増したのでシェアします
この本ではさらに、
我々はとにかく、より効率的で生産性が高い人生を求め過ぎているが結局それは達成不可能な幻想なのだ、ということを言っていると感じました
それに対する対抗策の一つとして「非目標性の活動」つまり「趣味」を推奨しています
そして、その趣味は少し恥ずかしさや気まずさを感じるものの方がいい、その方が社会的に認められた結果を目的としない、純粋な趣味の証拠となるからだそうです
そして我々は、
強制されないと休めない状態にまでなってしまっているし、何もしないことに耐えられない、常に人生の成功を夢見て活動をしてしまうとも言っていると感じました
筆者的に、これらの説は結構ギクッとしたのが本音です。以前は、何もしていない状況に耐えられないと言うか何かしら敢えてやるべきことを見つけては手をつけて、みたいな状況でした、特に休日がそうでした
では今はどうかというと、実はこの強迫観念のようなものがかなり減りました、というかもはや土日は感じることがほとんどないかもしれません
なぜかと言うと、それは簡単でFEELCYCLEに通っているからです
FEELCYCLEに何か意味があるかと言われると正直ないです。頭がスッキリする、カロリーが消費できる、仕事以外の交流が増える、などはありますが究極的には意味のない単なる趣味です。辞めた後に振り返っても、これが何か自分のキャリアや人生の生産性向上に役立ったなと思うことはきっとないと思います
ただそれで良いと言うことです、と言うかこれこそがFEELCYCLEに通う目的なのかもしれません。意味のない時間を楽しむ、何もしない・考えない時間を自然と作る
45分間のレッスンではこういった人生の無意味な時間と純粋な気持ちで向き合うことができる、とても素晴らしい体験なのだなと改めて思われた次第
以上です