こちらのエントリーでは転職する前に FEELCYCLEに通おうという趣旨を書いた。その他このブログでは隙があれば FEELCYCLEをお勧めしている
とにかくプライベートを充実させよう、ということだ。ではなぜ筆者はFEELCYCLEを勧めているのか?そのメリットは?をもう少し掘り下げてみようと思う、FEELCYCLEに興味のない方にも参考になる内容だと思うのでぜひ転職する前に読んでほしい
なおこの記事では対比のために幾つかの趣味を否定的に書いているがそれ自体が良くない趣味と言いたい訳ではない。あくまで転職を考える前にするべき趣味としての話ということを理解いただきたい
大きい単発なイベントは解決にならない
特に女性にこの傾向が多い印象があるが、一番わかりやすい例で言うと友人との旅行だ
嫌な仕事から離れようと、落ち込んだ気分を変えようと旅行を計画して実行してもそれは解決にはならない。流れている血を絆創膏で一時的に止めるだけのようなもので根本の解決に至っていないのだ
なぜなら旅行は一過性のものだからだ。旅行中は嫌な仕事から離れて楽しめるかもしれないが、自宅に帰ればそこには何も変わらない日常が待っている。また、楽しみな旅行が2ヶ月後に控えていた場合、その間の2ヶ月は多少気持ちが軽くなるかもしれないが旅行が終わった後はどうだろうか?思い出の余韻に浸れる時間も限られているのでまたすぐに嫌な日常が戻ってくる
それならばまた旅行に行けばいいと思うかもしれないが、果たしてそれは現実的だろうか?
いくら仲のいい友人がいても予定がそうそう合うだろうか、30歳を超えると周りのライフステージが変わり予定が合ったとしても難しい場合も多い。一人旅だとしても出費も嵩むだろう
旅行と言わず他にも好きなアーティストのライブや友人の誕生日会など大きくて単発なイベントはあくまで一時的な処置にすぎない
日常を改善しよう
前回のエントリーでも触れているように、筆者の考える答えはつまり日常を変えようというものだ。毎日とは言わないまでも、週末あるいは週に1日だけでもいいので仕事とは完全に別の予定を作ってみよう
その最適解として筆者が今持っているのが FEELCYCLEだ。FEELCYCLEは日常を変えてくれる
例え仕事中に上司に嫌味を言われても、大きなミスを犯してしまっても就業後には何も変わらず素敵なIRとレッスンが待っている。2ヶ月後ではなく数時間後、数日後、週末に楽しみにしているレッスンが待っている
一回のレッスンと一回の旅行が与えるインパクトはもちろん旅行の方が大きいが、日々の改善という意味ではFEELCYCLEの方がいいことは間違いない
繰り返しだが、何も毎日レッスンを受けろとは言っていない。家庭の都合や仕事の関係上どうしても平日に通うのが難しい方もいるだろう、それであれば週末に一回でもいいから通ってみてほしい
筆者は以前、週末だけに行う趣味をしていたことや、週一回平日に行う趣味を持っていたことがあった。体感として日常にそれが存在していればそれだけでも十分と感じている
予定を入れよう
日常を変える上で意外と大事な点なのが、突発的ではなく事前に予定を入れることだ
例えば仕事で落ち込むことがあった帰りに少し奮発して良いレストランに行ったり、本来必要ではないものを買ったりという衝動的とも言えるストレス解消の経験は多くの方が持っていると思う
それらはその時は満足感を得られるだろうが結局はその場凌ぎの応急処置の域を出ず、根本的な解決にはならないし散財にも繋がる。当日に思いついて何かをしようにも予約が必要だったり時間的に合わない十分に可能性もあるだろう
一方で予定を事前に入れていた場合は散財にも繋がりにくく、何より楽しみが控えているのでそれに至るまでも健全な状態でいられる。予約が必要な場合も対応が可能だ
単純に日常に存在させるという意味でも事前に予定を入れるべきである
周りを巻き込む
また、できれば個人の中での予定ではなく、周りを巻き込んだ予定がいい、約束と言った方がわかりやすいかもしれない。終業後あるいは週末に気になっていたカフェに行こう、あのドラマの続きを観ようなど一人でできるもではなく、例えば映画のチケットを買う、飲みの予約を入れる、友人と食事に行く約束をするなど基本的に個人の意思で変更することが難しいものがいい
これは習慣化する上でも大切なポイントだ
なぜあなたのジム通いが続かないのか?それはあなたの気分に応じて行っているからだ。予約を入れてさえしまえばあなたの気分は関係ない
FEELCYCLEはレッスンの事前予約制だ。もちろんレッスン開始の2時間前まではキャンセルが可能ではあるが、予約しているレッスンに向けて日中あるいは前日の気持ちも変わってくる
予定を入れることで、何かあった際の応急処置ではなくセーフティネットのような役割を果たしてくれる
コミュニティに入ろう
もう1点、これはややハードルがあるが会社とは別のコミュニティに入ることができたらベストだ
一人で楽しめる趣味も素敵だが、仕事とは完全に切り離された人間関係を作るともっとその時間が充実する。いくら仲の良い友達だとしても、その人が全く知らない・興味がない自分の趣味の話をすることはできないだろう。趣味の話は趣味の友達とするからこそ楽しいのだ
また、同僚と業務後に飲むのもいいがどうしても話題は仕事や会社のことになりがちだ(それが楽しくもあるが)。逆に仕事とは関係のない友人と話す際に業務や上司の話を進んでする人はいないだろう
なお残念ながらFEELCYCLEはこの点において少し難易度が高いと思う
なぜならレッスン中は基本的に他の会員との会話が発生しないからだ。レッスン直前に来て終了後はサッと帰る会員も少なくない
筆者自身この点については目下奮闘中であり、いつかTipsを共有できるようになればと考えている
コミュニケーションをとろう
コミュニティに入るのは難しい、そこまでの人間関係は面倒、という方もいるだろう。そういった方はせめてコミュニティと言わず何らかのコミュニケーションが生まれるものが望ましい、 挨拶だけでもいい
そういう意味で言うと趣味として親しまれている映画や読書も完全に一人だけで行うのは、日常の改善という意味では少し弱いと考えている。一日カフェで本を読んでいた日の夜は少し寂しくなるものだ
何らかのコミュニケーションを取るという点においては FEELCYCLEはとても良い選択肢になる。IR(インストラクター)がいるからだ。IRはいつだって笑顔で元気よく挨拶をしてくれるし、タイミングさえ合えば気さくに話しかけてくれる
実はこのIRとのコミュニケーションを楽しみに通っている会員さんも多いと予想している。もちろん筆者もIRとの会話を楽しみにしている、性格的に自分から積極的にというタイプではないが、たまにの会話がとても嬉しく楽しい
なお筆者が見る限り、FEELCYCLEはほとんどが一人で来ている会員さんだ。筆者も一人で行ってレッスンが終わればさっさと帰ることが多い
なのでまずはあまり気負わずに通ってみよう
職場以外の自分の場所を作る
コミュニティという観点で言うと、空間そのものも大きなポイントだと考えている。自宅以外に自分が落ち着ける、もしくは気分が上がる場所を作ろう
この点もFEELCYCLEはもちろんオススメできる。会員は自分の所属スタジオを一つしか選択できないため必然的に通うスタジオが固定される(もちろん所属店舗以外での受講も可能だが別途料金が発生する)
一人でカフェ巡りをするのも楽しいが、初めて行く場所はどこか気持ちが落ち着かないものだ。また行ってみて失敗することもあり、気分転換のつもりが逆効果になる可能性もある
いつも同じ場所に通うことで新しい発見は得られにくいかもしれないが、嫌な仕事・上司への対抗手段としては固定されたリラックスできるいつもの場所が望ましいだろう
なお、この考え方は近年「サードプレイス」と呼ばれており、注目されつつある
まとめ
旅行などの大きなイベントは楽しい。それ自体は事実であり筆者も楽しみにしているイベントのおかげで気分が軽くなる時がある
ただそれは一時の応急処置に過ぎない。やるべきことは日常に変化を起こすことだ、仕事以外の予定を組んで新しいコミュニティに入り完全に仕事と切り離された空間で時間を過ごそう
それができた時、あなたの嫌な仕事や上司は変わらずクソなままにも関わらず、あなたの生活は楽しいものになっているだろう
それでも解決できなかったら転職しよう
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